FC2ブログ

2018/11/12 妃

20181112kisaki 

今晩は、ご機嫌よう。妃です。
今日は嬉しかったことのお話をするね。


初めて鞭を打ちました。

土曜日、セッションに同席させていただいた先輩の持っていらっしゃる乗馬鞭です。


マゾを鮮やかな手つきで後ろ手に縛り上げ、すっかり身動きできぬよう背中を一所に括り付けると、美しい、手首の上げ下げのみで正確に打ち据え続ける先輩の笑顔。
弧を描く唇もその立ち姿もまたとても美しく…、

鳴き声、泣き?かな?を上げるマゾちゃん、背中をくくりつけられながら崩れる姿勢と定まらなくなってくる呼吸の音を楽しみながら…、


でも、
妃は一対の眼としてその場に浮いておりました。
ほとんどが楽しむ意識に占められたまま、でもなぜなんだかその場の私自身から「眼」だけが浮遊して、私の背後から状況を覗き込んでいるかのような感覚。


「妃さんも、やってみる?」

そう仰る先輩の声は透き通っていて、手にする乗馬鞭みたいな直線で聞こえました。
私でさえそうなのですから、打たれているマゾちゃんには尚のこと、だったでしょう。
それを思い返すと、今も口元が綻んでくるみたい。けれど、

打ち続けるって…難しい…!!

箇所をひとつに定めて打つことで、こちらの、鞭を持つ逆の半身のバランスを崩しそうになってしまいます。


思い切りで無いのが直ぐに伝わるのか、鞭を振った私にマゾは、

「もっと強くて構いません」


と述べ、その言葉に、私は自身の内で掛け金が一箇所外れるように感じました。
お借りしている鞭であることは分かってはいながら、ぐらぐらする手中のそれをしっかり目の前の獲物に叩き込みたい。

相反する意識と、背後で距離を取りつつ眺めている私自身の「眼」とに、「私」は(無言で)叱りつけたようにも思います。


「なに突っ立ってるの?

     あなた置物?」



道具を触ったことがない。活字や写真でSMについて見たことはあっても、「その場」の空気を肌で感じたことがない。

「ない」ものを想像するのって、ほとんど出来そうにない気もしてくる。
出来るとすれば、出逢う人のことばや仕草の端々を見て、直線触れて、「それがどのようか」感じてみることなのかも。


私の加わる「以前」を想像する ってどういうことだろう。
それは今こうやって言葉にするから説明のような匂いを纏わせられるだけ、かもな、

かも、という推量以上の答えは今出そうにありません…。


還ってくるのは只、昨日までの5回のセッションそれぞれを写真で撮ったかのような切り取りのイメージのみ。
頭に浮かぶその強烈な記憶は、浮かぶ瞬間、言葉によって付加されないで焼き付いています。



やってみたらいい。
それが、シオラで最初に受けとっていることです。今の私が言えるのは、まずはその一点だけかもしれません。


ひとつひとつの行為の意味をことばで解説するのではなく、ご自身のセッションを示して下さるドミナの先輩方、ありがとうございます。

「練習台」「実験台」と自ら名乗り出て、足場を支えてくれようとするマゾちゃん達、どうもありがとう。

独立に向け、16(金)17(土)の見学も一層楽しみです。


今日は、妃の理屈屋の部分がちょっぴり出てしまったようです。
お昼からごめんね、ゆっくりおめめを休めて…!



初めての鞭を持たせて下さった鳴海さんの11/24(土)の七周年アニバーサリー、妃も参加させていただきます!!
鳴海さん、おめでとうございます!

ここまで長い長い文章を読んでくれているあなたとも、是非お話してみたいな。
お話だけじゃないかも、ね!

関連記事

COMMENT 0