FC2ブログ

通訳と翻訳 by じゅん

20190823jun

レギュラー昇格にあたって、
シオラHP、じゅんの自己紹介文を更新致しました。
読み返してみると、入店当時と今とでは
かなり心境に変化があるなあとしみじみ感じます。
入店時は右も左も分からず受けの姿勢だったのが、
今では寝ても覚めても妄想してしまうくらいSMに夢中。
すっかり虜になってしまったみたい。

さて本日は現在読んでいる本について。
今読んでいるのは米原万理さんの
「不実な美女か 貞淑な醜女か」。
ふむ、女性作家さんによる指南本か…?と思い
手に取ったのですが、実は通訳をなさっている方で
それについて深掘りしている本だったのですね。

通訳についての本のはずがこのタイトルとは
一体どういうことでしょうか。
これは良い訳とはなにか?の比喩になります。
通訳の忠実さをはかるものを貞淑度として表し、
訳文の美しさを女性の容貌に例えているものなのです。
米原さんは以下4通りに分類しています。
「貞淑な美女」「不実な美女」「貞淑な醜女」「不実な醜女」
勿論1番望ましいのは「貞淑な美女」です。
しかし通訳のお仕事とは難しいもので、
「cousin」と言われて素直に「いとこ」と訳せる程
簡単ではないらしいのです。
日本でいとこは1つの関係しか当てはまらないが、
中国では姻戚関係用語がとても複雑で、まず父方か母方か、
男か女か…などによって変わっていきます。
このように異なる言語間では、持つ文化や歴史が違う為、
一語対一語の完全な対応は基本的にあり得ないそう。
通訳や翻訳をする為には、相手国・母国の持つ背景、
話し手・受け手の社会的・人種的背景等、
様々なことを考慮して言い換えたり解釈する必要がある
ということなのですね。
例えば日本ではよく使われる定型文的挨拶も、
外国ではそれに完全対応する言語がなかったりします。
「本日はお日柄もよく〜…」なんて始めたって、
結果的には「今日はありがとう」程度の事しか述べて
いなかったり。

でもこれって異言語間だけに起こることではなく、
同じ言語を使う人間同士でも往々にありますよね。
内輪で通じる言葉も異業種間では呪文となったり、
M男さんの要求がドミナに上手く伝わらず、
想像と違うプレイになって白けたり。
それはお互いの背景が違うことによる共通認識のズレに
気が付かずに話を進めてしまうから。
お互い違う人なのは前提なんだけど、それは夢中に
なっている時程忘れやすくて、お互いに失望してしまいがちになりますよね。
でもそれは貴方が諦めないで伝えようとすれば
なんとかなることなのよ。
確かに私達はとっても気がきくし段取りもいいから、
それに慣れたM男さんはどんどん怠惰になるわね。
でもそれが裏切られた時は、その人のことを嫌いになっちゃうの?

貴方の口下手なところも秘めた想いも、
全部諦めずに聞いてあげるわ。
想いは言葉にすると質量も形も変えるものだから、
たくさん話し合ってみましょう。
だから私のちょっぴり不出来なところも許してね。

そしてブログ開設についてだけど、
私はとんでもないアナログドミナ。
想いをしたためるときは文だし、待ち合わせは掲示板。
…というのは冗談だけど、つまるところブログ開設に
手間取っています。笑
もう少しこのまま待っていてね。

=schedule=
Tue.   15:00~Last
Fri.     15:00~Last 
Sat.    15:00~Last 
Sun.   15:00~Last 


関連記事

Tag:Jun じゅん

COMMENT 0